雪だるま (冬の季語:生活)

     雪達磨 ゆきだるま 雪仏 

雪だるま
44冬の季語・生活・雪だるま【イラスト】.jpg
        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
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 雪で作った、だるま型の人形。
 豆炭の目を持っていたり、みかんのへそを持っていたりと、とにかくユーモラスである。
 ただ、雪をかぶって、顔の見えなくなってしまった雪だるまや、西日に融かされて、痩せてしまった雪だるまは、「あはれ」で愛おしい。

 なお、昔は、雪仏の語を用いた句が多かった。


季語随想
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 ずんぐりむっくりで、決してイケメンではない雪だるま。
 それでも、まわりの人たちを、なんだか、ほほえましい気分にさせてくれる…
 癒しの存在雪だるま。

 世のお姉さま方。
 身近にいる雪だるまの存在に気付かずに、すかしたイケメンの気を引くことばかりに神経使ってたら…
 ひっそり融けていなくなっちまうかもしれませんぜ。
 かけがえのない雪だるまが…

  カフェオレや窓に雪だるまの背中 (凡茶)


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
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 雪だるまは一見楽しげな存在ですが、すぐに融けて消えてしまう運命にあるためか、どことなく「あはれ」です。

 ですから、俳句を詠むときも、観賞するときも、「ユーモア」の背後にある一抹の「あはれ」に自覚的でありたいと思います。

 江戸時代の俳人、小林一茶の俳句と、私(凡茶)の俳句を参考にしてください。

  御膝に雀鳴くなり雪仏 (一茶)

  朱の点となりし気球や雪だるま (凡茶)



≪おすすめ・俳句の本≫

俳句の入口 〜作句の基本と楽しみ方 藤田湘子著
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■ 俳句はリズムである… 大切なことを教えてくれた一冊です。


 左の本に出会うまでは、伝えたいこと、表現したいことを無理やり五七五の定型に詰め込むような俳句作りをしていました。

 つまり以前の私にとって、定型は約束事だから仕方なしに守る制約にすぎなかったのです。

 しかし、この本を読んで、俳句は韻文であり、大切なのはリズムであることを知ると、定型、切れ字等の大切さが少しずつわかるようになっていきました。

 「意味」から「音」へ!
 私の俳句に対する意識を大きく変えてくれた一冊です。



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posted by 凡茶 at 23:56 | Comment(0) | 冬の季語(生活) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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