クリスマス (冬の季語:行事)

     クリスマス 降誕祭 聖誕節 聖夜(クリスマスイブ) 
     聖樹(クリスマスツリー) 聖菓(クリスマスケーキ)
     サンタクロース

クリスマスツリー
45冬の季語・行事・クリスマス【イラスト】.jpg
        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
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 イエス・キリストの降誕祭。
 実際にキリストの生まれた日は定かではないが、現在は12月25日に祝われている。

 クリスマスツリー(聖樹)が飾られ、クリスマスケーキ(聖菓)が食べられ、実に楽しい。

 前夜はクリスマスイブと呼ばれ、サンタクロースが運んでくるプレゼントを受け取るために、子供たちは靴下をベットの脚に結わえて眠る。

 夢のある行事である。

 クリスマスはキリスト教徒にとっては、きわめて重要な宗教的行事である。

 しかし、キリスト教徒でない多くの日本人にとっては、恋人同士がレストランで食事をしてムードを高めたり、恋人のいない人がことさら孤独感を味わったりする日となる。

 商人たちが、贈答品やら、玩具やらを売って、たくましくお金を稼ぐ日でもある。

 テレビのバラエティー番組も異常なまでに賑やかになり、町中が浮かれ気分となる。

 寒い中、警察は検問を張って運転者の飲酒の有無を調べる。
 多くの不届きものが引っかかって、免許を取られる。

 悲喜こもごも。とにかく特別の日だ。

 メリークリスマス!


季語随想
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 サンタクロースは子供のところだけでなく、大人のもとにもやってくると信じてみよう。

 その上で、サンタさんに持ってきてほしいプレゼントを、じっくり考えてみよう。

 つまり、自分がほしいものを真剣に思い浮かべてみるのだ。

 思い浮かんだら、それを得るために、自分が「なすべきこと」を考えてみよう。

 その「なすべきこと」を行動に移した時、私たち大人のもとへも、サンタさんを乗せた橇を引き、トナカイたちが走りだすだろう。


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
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 クリスマスは非日常的な華やかさを帯びた行事、すなわち“ハレ”の行事です。
 ですから、“ケ”のもの(日常的なもの)に、クリスマスという季語をとり合わせてやると、そのものが、どこか“ハレ”のイメージを帯びたものに見えてきます。

 次の句は、クリスマスという強いハレの季語が、七色のサプリメントというケのものを、どことなくハレを感じさせるものに昇華させています。

  手のひらにサプリなないろクリスマス (凡茶)

 ところで、クリスマスという行事は、賑やかさ、楽しさを感じさせる一方で、その本来の神聖さから、静かさを感じさせる行事でもあります。

 次の二句のうち、上の俳句は、クリスマスの賑やかな、あるいは、少し騒々しい方のイメージを利用して作りましたが、下の俳句は、静かな方のイメージを利用して作りました。

  伝言を挿せり聖樹の靴下に (凡茶)
      聖樹=せいじゅ。クリスマスツリーのこと。

  老い猫とあやとり雪のクリスマス (凡茶)

 次の二句は、華やかな行事の裏に潜む、ちょっとした淋しさのようなものを詠んだつもりです。

  鳥の居ぬ巣箱も飾れクリスマス (凡茶)

  亡き父のメモ見て手品クリスマス (凡茶)

 参考にしてみてください。



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佳句が生まれる「俳句の形」 凡茶
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 さて、俳句には、読者の心に響く美しい形というものがいくつか存在します。

 例えば、次の名句は、いずれも中七の後ろを「けり」で切り、座五に名詞を据える形をしています。

  ●凩(こがらし)の果(はて)はありけり海の音(言水)
  ●ひた急ぐ犬に会ひけり木の芽道(中村草田男)

 また、次の名句は、いずれも名詞で上五の後ろを切り、句末は活用語の終止形で結ぶ形をしています。 

  ●芋の露連山影を正しうす(飯田蛇笏)
  ●秋の暮大魚の骨を海が引く(西東三鬼)

 筆者(凡茶)も、名句の鑑賞を通じて、このような美しい俳句の形を使いこなせるようになることで、次のような自信作を詠むことができました。

  ●糸取りの祖母逝きにけり雪解雨(凡茶)
  ●露の玉工場ドスンと始まりぬ(凡茶)

 この本は、こうした佳句の生まれやすい美しい俳句の形を、読者の皆様に習得していただくことを目的としています。

 なお、この本は、前著『書いて覚える俳句の形 縦書き版/横書き版』(既に販売終了)を、書き込み型テキストから「純粋な読み物」に改め、気軽に楽しめる形に書き変えて上梓したものです。

 あちこち加筆・修正はしてあるものの、内容は重複する部分が多いので、すでに前著『書いて覚える俳句の形』をお持ちの方は、本著の新たな購入に際しては慎重に検討してください


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posted by 凡茶 at 03:18 | Comment(0) | 冬の季語(行事) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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