双六 (新年の季語:生活)

     すごろく 絵双六 紙双六 道中双六 官位双六

双六(すごろく)
54新年の季語・生活・双六【イラスト】.jpg
        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
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 さいころを振り、出た目の数だけ駒を進ませ、いち早く「あがり」についた者が勝ちという遊び。

 駒の止まったマスに、三マス進めだの、ふりだしに戻れだの、一回休みだのと書いてあり、波乱万丈で面白い。

 東海道五十三次をマスに見立てた道中双六や、駒がマスを進むにつれ官位が上がっていく官位双六など、色々な双六がある。

 ただ、双六がこのような子供の遊び道具、すなわち絵双六になったのは江戸時代あたりらしい。
 それ以前の双六はさいころと盤を用いたギャンブル性の高いもので、今の絵双六とは全く別物だった。


季語随想
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 私は子供の頃、よく自己流の双六を作って家族と楽しんだ。

 例えば、マス目に、「腕立て伏せ10回」とか「歌を一曲」とか、そこに駒の止まったプレーヤーが行うささやかな罰ゲームの書いてある、幼稚な双六だ。
 幼稚だけど現代のテレビゲームに負けない楽しい玩具であった。

 私の手製双六は、大学時代の仲間内でもかなり受けた。

 そこに書いてある罰ゲームは「初恋のエピソードを語れ」だの、「将来どんなプロポーズをしたいか(されたいか)答えろ」だの、大人びたものになっていたが。

 読者のみなさんも、是非、自己流双六を作って、家族、友人、同僚と楽しんでもらいたい。


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
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 双六のような玩具の季語を俳句に詠むときは、無理に上手に詠もうとせず、遊び心いっぱいに詠んでみましょう。

  飴五色駒に用ゐて絵双六 (凡茶)

  元カノと三回休む絵双六 (凡茶)


 前者は自信作、後者は一分で作った戯れの俳句です。



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posted by 凡茶 at 05:06 | Comment(0) | 新年の季語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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