襟巻・マフラー (冬の季語:生活)

     襟巻(えりまき) マフラー 首巻

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        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
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 寒さを防ぐために首に巻くもの。
 防寒のほかに、おしゃれする目的でも使用される。


季語随想
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 2003年から2004年にかけて、マフラーの似合う一人の男性が、日本中の女性をその虜(とりこ)にしてしまった。
 大ブームとなった韓国ドラマ『冬のソナタ』で、ペ・ヨンジュン氏(ヨン様)が演じたイ・ミニョンのことである。

 マフラーを巻いた彼が、空から落ちてくる雪に手を差し伸べ、やさしい笑みを浮かべているシーンは、男の私でも心から素敵だと思った。

 当時、女性たちがあれほどミニョンに熱狂したのは、現代日本の男に欠落している(?)、誠実さ、やさしさ、繊細さ、頼りがいのようなものを、彼の内面に見出していたからではないだろうか。

 2009年に大ヒットしたドラマ「JIN −仁−」の主人公、大沢たかお氏演じる南方仁もまた、誠実で、やさしく、繊細で、かつ頼りがいがあった。

 私はマフラーの似合う男になりたいが、そのためには、見た目をどうこうするのではなく、内面をもっと磨く必要があるのだろう。

 ミニョンや仁ほどの者に私ごときがなれるはずもないが、彼らには男として学ぶべき所が多いのは確か。

 内面から、マフラーの似合う男にならねば。


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
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 襟巻(マフラー)を首に巻くという行為は、「冬」という寒い空間の中に、大きさでいえば炬燵で丸くなった猫ほどの、小さなぬくもりの空間を作り出す行為です。

 その「小さなぬくもり」に「あはれ」を見出して詠んだのが次の俳句です。

  マフラーを巻けりバザーのぬひぐるみ (凡茶)

 そして次の俳句は、並んで移動する「小さなぬくもり」にユーモアを見出して作ってみたものです。

  マフラーの列ひく安産型の保母 (凡茶)

 今は保母とは言わず、保育士と言うんですがね。

 最後は、私の自信作です。
 「小さなぬくもり」と、その周りに広がる都市という空間との対比を楽しんでください。

  襟巻をして東京の音の中 (凡茶)

 参考になったでしょうか?
 襟巻(マフラー)という季語は、色々な詠み方ができて、面白いと思います。 



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posted by 凡茶 at 02:50 | Comment(0) | 冬の季語(生活) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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