夏の季語<地理> 〜目次ページ〜

夏野
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緑あるれる夏の野原を指す季語。青野という別称もある。


掲載季語(50音順)

<あ行の季語>
青田



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 以前は、句会・吟行といえば、辞書や歳時記などを持参しなければならず、これが結構重いものでした。

 しかし、今は歳時記入りの電子辞書が登場したおかげで、ずいぶん持ち物が軽くなりました。

 例えば、左の電子辞書には、次の歳時記が納められています。

   
現代俳句歳時記
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 俳人にとっては実にありがたいですね!

 また、この電子辞書には、歳時記の他にも、各種の辞典文学作品等、さまざまなコンテンツが収められていて、とにかく飽きません。
 世の中便利になったものです。



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posted by 凡茶 at 18:05 | Comment(0) | 夏の季語(地理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


青田 (夏の季語:地理)

     青田風 青田波 青田道

青田
23夏の季語・地理・青田(晴れた日に撮影).jpg
        デジカメ写真


季語の意味・季語の解説
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 夏も深まり、稲が青々と育ってきた頃の田んぼを青田と言います。

 青田風とは、青い稲をなびかせる涼しげな風のことで、風に揺られる田んぼ一面の稲の様子を青田波と喩えます。


季語随想
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 私は町工場で働く両親のもとで育ちました。
 ですから、工場の作業者の大変さは、しんからわかっていますが、米農家の方々の苦労はあまり分かっていません。

 だから言えることだと思うのですが、いつかは、自分の家で食べる分くらいの米を育てられる、小さな田んぼを持ってみたいと考えています。

 大学のころ、田植えや稲刈りのために、郷里へ一時帰っていく友達を見て、なんだかすごく羨ましく思っていました。

 いつか自分で田んぼを持ったなら…

 自分の作った米を炊き、山盛りの丼ぶり飯を飲むようにぐいぐい掻きこむ日が来るのでしょうか…?

 自分の田んぼの土で焼いた皿に、自分の田んぼの米で作った握り飯でも並べる日が来るのでしょうか…?

 梅雨明け間もないの青々とした田んぼに、まっ白い鷺が舞い降りたりするのでしょうか…?

 スーパーで買ってきた弁当を食べていても、夢だけはいくらでも湧いてきます。


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
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 青田という季語は、若い稲の生命力に満ちた青色、梅雨明けごろの明るい空、稲を揺する涼風等を連想させるすがすがしい季語です。

 俳句も思い切りすがすがしく詠んでみたいものです。

 江戸時代の俳人、小林一茶は次のように詠んでいます。

  けいこ笛田はことごとく青みけり (一茶)

 次の俳句は私のものですが、俳句をはじめて間もない頃の作品としては良いものができたと、うぬぼれている一句です。

  母さんに刈られし頭青田道 (凡茶)



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俳句の入口 〜作句の基本と楽しみ方 藤田湘子著
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■ 俳句はリズムである… 大切なことを教えてくれた一冊です。


 左の本に出会うまでは、伝えたいこと、表現したいことを無理やり五七五の定型に詰め込むような俳句作りをしていました。

 つまり以前の私にとって、定型は約束事だから仕方なしに守る制約にすぎなかったのです。

 しかし、この本を読んで、俳句は韻文であり、大切なのはリズムであることを知ると、定型、切れ字等の大切さが少しずつわかるようになっていきました。

 「意味」から「音」へ!
 私の俳句に対する意識を大きく変えてくれた一冊です。



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