新年の季語 〜目次ページ〜

鏡餅
54新年の季語・生活・鏡餅【イラスト】.jpg
        パソコン絵画

正月に大小の丸餅を重ね、三宝などに乗せて神仏に供える。これを鏡餅という。新年の季語。正月11日の鏡開きの日に、カチカチになった餅をかち割って炙り、汁粉などに入れて食う。


掲載季語(50音順)

<さ行の季語>
双六(すごろく)【生活】

<た行の季語>
手毬【生活】

<な行の季語>
七草粥(七草がゆ)【行事】

<は行の季語>
初写真【生活】
初春(はつはる)【時候】
初日【天文】
初夢【生活】
春着【生活】

<や行の季語>
嫁が君【動物】



≪おすすめ商品≫

歳時記の収録されている電子辞書
==============================
CASIO エクスワード XD-D6500WE



 以前は、句会・吟行といえば、辞書や歳時記などを持参しなければならず、これが結構重いものでした。

 しかし、今は歳時記入りの電子辞書が登場したおかげで、ずいぶん持ち物が軽くなりました。

 例えば、左の電子辞書には、次の歳時記が納められています。

合本俳句歳時記 四訂版
現代俳句歳時記
(春・夏・秋・冬・無季)
ホトトギス俳句季題便覧


 また、次のような収録コンテンツも、きっと俳句の実作、吟行に役立つでしょう。

広辞苑 第六版
全訳古語辞典 第三版
漢語林


 読めない漢字も手書きで検索できますし、俳人にとっては実にありがたいですね!

 この電子辞書には、他にも、百科事典や、日本と世界の文学作品(各1000作品)等、さまざまなコンテンツが収められていて、とにかく飽きません。
 世の中便利になったものです。




季語めぐり 〜俳句歳時記〜 トップページへ
posted by 凡茶 at 09:07 | Comment(0) | 新年の季語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


手毬 (新年の季語:生活)

     手鞠  てまり 手毬唄 手毬歌

手毬
54新年の季語・生活・手毬【イラスト】.jpg
        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
==============================
 丸めた綿を芯にし、その表面を色とりどりの糸でかがった毬(まり)。
 正月に女の子が地面と手のひらの間で弾ませて遊ぶ。

 新年の季語として、江戸時代の俳句(俳諧の発句)にも積極的に詠み込まれている。

 また、手毬をつく際に口ずさむ歌が手毬唄で、そのもの悲しい旋律を聴くと、詩情をそそられる。  


季語随想
==============================
 手毬、羽子板、独楽(こま)、凧、歌留多、花札、将棋…

 昔からある玩具は、みな遊び道具であると同時に、優れた美術品でもあります。

 西洋のチェスやトランプ、中国の麻雀牌も同じです。

 玩具が親から子、子から孫へ受け継がれて「文化」として定着するためには、見た目の芸術性も必要ということなのかもしれません。

 近年、日本のTVゲーム(コンピューターゲーム)が、世界に誇れる文化の一つとしての地位を獲得しつつあります。

 それも、ディスプレイに表示される絵の美しさに裏打ちされたことなのかもしれません。

 手毬や羽子板を愛でるのと同じ目線で、TVゲームの持つ芸術性にも目を向けられるようになれば、俳人としてまた違った美の世界を見出せるようになるのかもしれません。

 手毬について書きながら、ふとそんなことを思いました。


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
==============================
 手毬はお正月の玩具ですから、手毬を季語とする俳句には、じつに楽しげな状況を詠んだものがあります。 

  汁鍋に手鞠はね込む笑ひかな (夏目成美)

 ただ、女の子が手毬をつく姿、そしてその時に口ずさむ手毬唄は、どこか寂しさ、哀しさを帯びています。
 ゆえに、微笑ましさの中に、ほんのり寂びしさや哀しさもにじんでいる俳句が、単に楽しい俳句よりも多く作られ、人々の心を打ってきました。

  口馴れし百や孫子の手毬うた (炭太祇)
      孫子=まごこ。

  鳴く猫に赤ん目をして手まりかな (小林一茶)

 上の太祇(たいぎ)と一茶の俳句は、女の子の手と地面の間で弾んでいる手毬を詠んでいますが、静かに置かれた手毬を詠んだ俳句は、より寂しさ、哀しさが深まるように思えます。

  傾城のわらべがましき手毬かな (万容)
      傾城=けいせい。美しい女性、特に位の高い遊女を指す言葉。
      わらべがましき=子どものような

  嫁がせし数納まれり手毬箱 (凡茶)


≪おすすめ・俳句の本≫

新版20週俳句入門 藤田湘子著
==============================
■ どこに出しても恥ずかしくない俳句を詠めるようになる本です

 昭和63年に出された旧版『20週俳句入門』があまりにも優れた俳句の指導書であったため、平成22年に改めて出版されたのが、この『新版20週俳句入門』です。

 この本は、
   〔型・その1〕 季語(名詞)や/中七/名詞
   〔型・その2〕 上五/〜や/季語(名詞)
   〔型・その3〕 上五/中七/季語(名詞)かな
   〔型・その4〕 季語/中七/動詞+けり

 の4つの型を、俳句を上達させる基本の型として、徹底的に読者に指導してくれます。

 これらをしっかり身につけると、どこに出しても恥ずかしくない俳句を詠めるようになるでしょう。

 王道の俳句を目指す人も、型にとらわれない斬新な俳句を目指す人も、一度は読んでおきたい名著です。



カラー版 新日本大歳時記 愛蔵版
==============================
■ 写真・絵の豊富な大歳時記です!


 『カラー版 新日本大歳時記』は、かつて春・夏・秋・冬・新年の全5巻に分けて発売され、大ベストセラーとなった歳時記です。

 “愛蔵版”は、その内容が一冊にまとめられたもので、購入しやすい値段となりました。

 この歳時記は、季語の詳しい解説や古今の名句に加え、写真や絵も豊富に掲載されていて、俳句の勉強になるのはもちろんのこと、鑑賞していて飽きない芸術性の高い一冊でもあります。

 私は、愛蔵版が出る前の全5巻を持っているのですが、この歳時記のおかげで俳人としてスキルアップし、かつ、日本の風土と文化の素晴らしさを再確認することができました。
 この歳時記は、私の俳句生活におけるかけがえのないパートナーであり、大切な財産でもあります。



季語めぐり 〜俳句歳時記〜 トップページへ


posted by 凡茶 at 00:11 | Comment(0) | 新年の季語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


初日 (新年の季語:天文)

     初日の出 初日影(はつひかげ)
     初旭(はつあさひ)

初日の出
52新年の季語・天文-初日【イラスト】.jpg
        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
==============================
 元日に見る日の出を初日(はつひ)、あるいは初日の出という。
 初日影、初旭も同様である。

 山頂や海辺に出かけて拝むこともあれば、家の窓から拝むこともある。


季語随想
==============================
 二十代の頃、初日に赤く染められた町の風景は、私の目に凛として映った。

  塩のパン列車にちぎる初日かな (凡茶)

 凛たらん…
 若き日の私は、希望あるいは野望に向かって、常にそうあるべきだと自分を律していた。

 時にその思いは、凛とできない自分や他人に対する厳しさに転じた。

 しかし、歳を重ねるにつれ、人間には凛とすることから解放される時間がとても大切であることが、身にしみてわかるようになった。

 私は、それを「ゆるび」と呼んでいる。

 凛とゆるび…
 ゆるびを大切にすることで、近頃は初日の出の風景も、若い頃とは違ったものになって目に飛び込んでくる。

  屋根屋根を渡り猫来る初日かな (凡茶)


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
==============================
 まずは坡仄(はそく)の詠んだ次の句を見てください。

  なにごととなくて嬉しき初日かな (野間坡仄)

 この句に詠まれている通り、初日というのは、いつもの日の出と同じように出てくるのにもかかわらず、辺りを瑞祥の気で満たしてしまいます。

 ですから、初日・初日の出を季語に俳句を詠むときは、初日とともに目に飛び込んできた何気ない風景や、初日を見ている自分の何気ない状況を写生するだけで、めでたい、あるいは厳かな新年の気が伝わる一句に仕上がります。

  麓には水のつめたき初日かな (一鼠)
 
  飛沫撒く鉤の魚へ初日かな (凡茶)
      飛沫=しぶき。 鉤=はり。 

  太らせてしまひし猫と初日かな (凡茶)

 もちろん、初日という季語は大景を詠むのにも適しています。
 果敢にチャレンジしましょう。

  初日影まづ出でたりな生駒山 (上島鬼貫)
      出でたりな=「出でたなあ…」の意。

 また、初日そのものではなく、初日の出の瞬間の、人々の喜びを伝える俳句も詠んでみましょう。
 うまくいくと、同じ様な興奮を読者に味わってもらえる句になります。

  行列のはれや初日の日本橋 (松井)
      はれ=驚いたり、感動したりした時に発する語。現代の「オーッ!」にあたる。


≪おすすめの本≫

新版20週俳句入門 藤田湘子著
==============================
■ どこに出しても恥ずかしくない俳句を詠めるようになる本です

 昭和63年に出された旧版『20週俳句入門』があまりにも優れた俳句の指導書であったため、平成22年に改めて出版されたのが、この『新版20週俳句入門』です。

 この本は、
   〔型・その1〕 季語(名詞)や/中七/名詞
   〔型・その2〕 上五/〜や/季語(名詞)
   〔型・その3〕 上五/中七/季語(名詞)かな
   〔型・その4〕 季語/中七/動詞+けり

 の4つの型を、俳句を上達させる基本の型として、徹底的に読者に指導してくれます。

 これらをしっかり身につけると、どこに出しても恥ずかしくない俳句を詠めるようになるでしょう。

 王道の俳句を目指す人も、型にとらわれない斬新な俳句を目指す人も、一度は読んでおきたい名著です。



にんげんだもの 相田みつを
==============================
■ 厳選された言葉の力に触れ、たちまち目頭が熱くなりました。


 20年以上前になると思いますが、書店でなにげなくこの本を手に取り、最初の数ページを読んでみた時の感動を今も忘れていません。
 たちまち心が震え、目頭が熱くなり、その場で感涙をこぼしそうになったので、あわててレジに向かったことを覚えています。

 この本は俳句の本ではなく、書の本ですが、掲載されている数々の作品は無駄のない厳選された言葉で読み手の心を打つ短詩であり、俳句を創る上で大いに参考になります。
 まだ、読んだことのない俳句作者には、ぜひとも読んでいただきたいと思います。

 近頃のインターネットには憎悪や侮蔑の感情から生み出された言葉が氾濫しており、それが若者たちの心にどのような影響を与えているのか、今後が心配でなりません。
 私は、憎しみや蔑みの言葉ばかりに触れ心の荒んでしまった若者たちに、命のこもった本物の言葉に接してもらいたいという思いからも、相田みつをさんの本を紹介することにしました。

 以下に、『にんげんだもの』以外の本、および、『にんげんだもの』も含んだ相田みつをさんの作品集も紹介しておきます。


一生感動 一生青春

雨の日には…

しあわせはいつも

じぶんの花を

相田みつを作品集







季語めぐり 〜俳句歳時記〜 トップページへ


posted by 凡茶 at 06:00 | Comment(0) | 新年の季語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


初写真 (新年の季語:生活)

     はつしゃしん

初写真
54新年の季語・生活・初写真【イラスト】.jpg
        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
==============================
 新年になり初めて行う写真撮影、または、その時撮影した写真のこと。

 嫁いだ娘や遠方に就職した息子が帰省し、久々に全員揃った家族を撮影することもある。

 また、思い切って新調した晴れ着を娘や孫に着させ、その姿を撮影することもある。

 セルフタイマーのついたカメラが普及する以前は、プロの写真家に、年始の記念写真を撮らせる家も多かったようだ。


季語随想
==============================
 仙台にいた頃お世話になったFさんという方が、こんなことをおっしゃていました。

 “私は、正月には必ず家族と初写真を撮るようにしています。
 そうすることで、私がどのような歳のとりかたをしているか、毎年チェックしているのです。

 若い人たちの表情が前年よりも生き生きとしていたら、私が上手に歳を重ねた証拠。
 歳をとることで自分の性格が丸くなり、家族をリラックスさせている証拠。

 逆に、若い人たちの表情が前年よりも緊張し、こわばっていたら、私がへそ曲がりになってきた証拠。
 歳をとることで気難しくなり、家族に気を遣わせてしまっている証拠。”


 私は偏屈じじいになる素質たっぷりの人間ですから、時々Fさんの言葉を思い出しては、心を丸くするよう心がけています。
 意地を張らず、柔らかい心で人と接するよう注意しています。

 いくらか成果が表れてきたのでしょうか、今年の初写真は、みんな良い表情をしています。


季語の用い方・俳句の作り方のポイント
==============================
 初写真を季語に据えた俳句を見てみると、家族を詠んだものに佳句が多いようです。
 そこで私も、家族をモチーフに、初写真の俳句を作ってみることにしました。

 その際、五七五の17字から「は・つ・しゃ・し・ん」の5字を引いた12字を使い、自分の家族を端的に紹介するようなつもりで一句を仕上げたら、それなりの俳句が出来上がったようです。
 よろしかったら参考にしてみてください。

  父系顔母系顔あり初写真 (凡茶)

 私は父方の祖父、弟は母方の祖母によく顔が似ています。
 叔父(父の弟)は祖母、二人の叔母(父の妹)は、一人が祖父、一人が祖母によく似ています。
 家族・親戚で写真を撮るたび、「血筋って面白いなあ」と思います。

  胸の猫そっぽ向きたり初写真 (凡茶)

 母は飼い猫をもはや家族の一員と思っています。
 一度冗談に飼い猫をいくらだったら他人に売るかと聞いたところ、一億円積まれても売らないと言っていました。

 それほどの愛情を受けていると、当の猫は気付いているのやら、いないのやら…


≪おすすめ・俳句の本≫

新版20週俳句入門 藤田湘子著
==============================
■ どこに出しても恥ずかしくない俳句を詠めるようになる本です

 昭和63年に出された旧版『20週俳句入門』があまりにも優れた俳句の指導書であったため、平成22年に改めて出版されたのが、この『新版20週俳句入門』です。

 この本は、
   〔型・その1〕 季語(名詞)や/中七/名詞
   〔型・その2〕 上五/〜や/季語(名詞)
   〔型・その3〕 上五/中七/季語(名詞)かな
   〔型・その4〕 季語/中七/動詞+けり

 の4つの型を、俳句を上達させる基本の型として、徹底的に読者に指導してくれます。

 これらをしっかり身につけると、どこに出しても恥ずかしくない俳句を詠めるようになるでしょう。

 王道の俳句を目指す人も、型にとらわれない斬新な俳句を目指す人も、一度は読んでおきたい名著です。





季語めぐり 〜俳句歳時記〜 トップページへ


posted by 凡茶 at 17:25 | Comment(0) | 新年の季語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


初春(はつはる) (新年の季語:時候)

     新春 迎春 明の春(あけのはる) 今朝の春
     花の春 千代の春 四方の春 老の春(おいのはる)

51新年の季語・時候・初春(松と富士).jpg
        パソコン絵画


季語の意味・季語の解説
==============================
 寒い冬のさなかに訪れる新年を、初春(はつはる)・新春・迎春などと、「春」をつけて呼ぶのはなぜでしょうか。
 それは、明治5年まで用いられていた旧暦においては、立春の前後を年始としていたため、その習慣が残っているからです。

 具体的に説明しますと、旧暦においては、雨水(うすい:立春の約15日後。現在の2月19日頃)の直前の朔(さく:新月)の日を元日と定めていました。
 よって、昔の元日は、立春の約15日前から約15日後の間の、いずれかの日に訪れました。
 旧暦では、新しい年と新しい春が、まさに同時期に訪れていたのです。

 新年を寿ぐ(ことほぐ)意味で用いられる「春」の語は、他の様々な語と結びついて、和歌や俳句で用いられてきました。
 明の春(あけのはる)、今朝の春、花の春、千代の春、四方の春、老の春(おいのはる)あたりが代表的ですが、国の春、江戸の春、家の春、宿の春など、様々な用い方が出来ます。

 なお、「初春」を「はつはる」ではなく、「しょしゅん」と発音する場合は、新年の季語ではなく、立春からの約1か月間を指す春の季語となります。
 

季語随想
==============================
 年が改まり、去年と言う焼却炉が新設された。
 その焼却炉に、心の中のごみを次々と放り込んだ。

 「挑戦しよう!」と決意するたびに膨れ上がった「恐怖」というごみ…
 「休もうかな…」と思うたびに湧いて出てきた「罪悪感」というごみ…
 「もう許そう… もう折れよう…」って気持ちになるたびに、それを邪魔してきた「片意地」というごみ…

 そんなごみたちを去年という焼却炉で燃やしてしまったら、
 それまで暗く凍っていた空が、途端に緩んで明るく見えはじめた。

 実際は冬至から間もない厳冬期なのに、風景に春が宿った。
 

季語の用い方・俳句の作り方のポイント
==============================
 初春(はつはる)・新春・迎春や、○○の春(今朝の春、花の春、千代の春…)などは、すべて新年を寿ぐ言葉です。
 ですから、これらを季語として用いてやると、ケの(日常的な、ありふれた)景を詠んでも、ハレの(非日常的な、おめでたい)俳句が出来上がります。

  古家に雑巾かけつ松の春 (馬場存義)

  ほのぼのと鴉くろむや窓の春 (志太野坡)
      鴉=からす。

  袖口に日の色うれし今朝の春 (三浦樗良)

  鐘一つ売れぬ日はなし江戸の春 (宝井其角)

  筆立てに耳かき挿さる今朝の春 (凡茶)

 また、どうせおめでたい俳句を詠むのなら、とことんめでたく、スケールの大きな一句も詠んでみたいものです。

  天秤や京江戸かけて千代の春 (松尾芭蕉)

 この句で芭蕉は、幾千代も続きそうな新春のめでたさの中で、栄華を極める当時の日本の二大都市、京と江戸を天秤(てんびん)にかけて楽しんでいます。

 最後に、目に映る景ではなく、心身で感じている新春を詠んだ句を見てみましょう。

  目を明て聞て居る也四方の春 (炭太祇)

  目出度さもちう位也おらが春 (小林一茶)
      目出度さ=めでたさ ちう位=中くらい      

 太祇は、布団の中で目を覚まし、周囲の淑気(めでたく、かつ厳かな新年独特の気配)を全身で感じているようです。

 一方、生涯にわたり家族がらみの不幸の絶えなかった一茶は、世間がめでたいと騒ぐ正月に、かえって心の中で増幅してしまった悲しみを、「めでたさも中くらい」と皮肉混じりに表現しています。



≪おすすめ商品≫

歳時記の収録されている電子辞書
==============================
CASIO エクスワード XD-D6500WE



 以前は、句会・吟行といえば、辞書や歳時記などを持参しなければならず、これが結構重いものでした。

 しかし、今は歳時記入りの電子辞書が登場したおかげで、ずいぶん持ち物が軽くなりました。

 例えば、左の電子辞書には、次の歳時記が納められています。

合本俳句歳時記 四訂版
現代俳句歳時記
(春・夏・秋・冬・無季)
ホトトギス俳句季題便覧


 また、次のような収録コンテンツも、きっと俳句の実作、吟行に役立つでしょう。

広辞苑 第六版
全訳古語辞典 第三版
漢語林


 読めない漢字も手書きで検索できますし、俳人にとっては実にありがたいですね!

 この電子辞書には、他にも、百科事典や、日本と世界の文学作品(各1000作品)等、さまざまなコンテンツが収められていて、とにかく飽きません。
 世の中便利になったものです。




季語めぐり 〜俳句歳時記〜 トップページへ
posted by 凡茶 at 14:39 | Comment(0) | 新年の季語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする